#26|MacとWindowsの快適な連携方法
こんにちは、いわいです。先週、ガチCGならやはりWindowsというお話をしましたが、今週はMac経由で快適にWindowsを使える方法についてお伝えします。需要少なめかもですが…
PARSECとフォルダ共有でMacとWindowsの連携が快適になる
最近、お仕事でPARSECというリモートデスクトップソフトを使いました。リモートアクセスにも関わらず非常に反応がよかったので自宅内のMacからWindowsにアクセスしてみるとMac経由で快適にWindowsが使えるじゃないですか!
私が使っているM1 MacBook Airは4年程前のエントリーモデルですが、メモリはマックスの16GBまで搭載していて、Cinema 4Dも軽めの作業ならストレスはありません。たださすがにシミュレーションとか重めのレンダリングになってくると厳しいです。MacBook Airはファンレスで無音なのは気に入っていますが、重い処理をすると本体が熱くなるのでチップに悪い影響が出そうで怖さもあります。
PARSEC経由のWindowsであれば、Macへの負荷はないので安心。さらにMacとWindowsでフォルダ共有を設定しておくとファイルのやりとりも簡単です。
と、いいことばかり話してますが、Windowsで起動したCinema 4DをPARSECを使ってMacから操作していたらCtrlキーがうまく機能しませんでした。Cinema 4Dでは、Ctrlキーを押しながらオブジェクトをドラッグするとコピーできるんですが、それができないのです。PARSECの設定で修正できるかもしれないのでやってみます。
あとMacとWindowsでは文字の表示が異なるので同じソフトでもMacの方が見やすかったりします。なのでCinema 4DならモデリングなどはMacで行い、レンダリングやシミュレーションとかはWindowsとかにするとよいのかもしれません。PARSECやフォルダ共有については記事にしたので、ご興味があればご覧ください。
PARSECでMacからWindowsを快適に使える|C3D
手描きを即座に3Dモデル化するMeshPad
XでMeshPadという生成AIを使ったサービスが紹介されていました。デモを見ると一目瞭然ですが、タブレットにペンで手描きしたものが3Dモデル化されています。プロンプトから生成させる場合は、好みの形にするのが結構難しいと思いますが、手描きなら思い通りになりますね。
この方法だと画力があるほど複雑なものを作れそうなので、生成AIというテクノロジーが極まってきても、結局は画力が必要というのはなんだかおもしろいです。
レンダリングにも生成AI
こちらもXネタですが、HYPER3D Generative Render というBlender向けの生成AIで、ベースモデルを元に最終的な絵を作るというもの。ベースモデルを元にフォトリアルとかセルルックとか様々な絵が作れるみたいです。特にフォトリアル系だとレンダリング時間が大幅に短縮されたりするんですかね。
あとがき
ガチCGならWindowsだし、PARSEC経由で使えるならMacは高性能でなくてもいいとは思いつつ、MacBook Proが欲しくなってます。ほぼ自宅でラップトップの必要性は少ないもののゼロではありません。Macは1台に集約したいのでMacBook AirかProですが、Proはスクリーン、スピーカー、ポート、冷却ファンなど、Airとの価格差に納得できるだけの差別化ポイントがあります。
M4チップは性能面であたりといわれており、中でもM4 Proはもっともよさそう。なのでちょっと価格は上がるけど、M4 Pro MacBook Proがよいかなと思ってます。ゆれるな…